「生き残る者の条件」(IBM 元会長 ガースナー氏)
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である」
1993年に彼がCEOに就任した頃のIBMは、シェア・利益ともに大きく落ち込み、
苦境に陥っていました。
同社は自己満足に陥り、怠惰で動きも鈍くなって、急速に変化するIT市場の動きについていけなくなっていたからである。
その頃、ガースナー氏が全従業員に向けて発した言葉である。
ちなみに、ダーウィンの『種の起源』の一節として引用したといわれているが、
『種の起源』および『進化論』には、このような一節は見当たらない。
しかし、来歴はともかくとして、現在の企業を取り巻く環境が目まぐるしいほど
変化するなかで、この言葉は、私たちに発せられた、貴重な警鐘だといえるのではないでしょうか。
今、その言葉が全世界の経営者、ビジネスパーソンに問いかけられていると思っています。
当然、私自身にも!